2025年8月
米国相場が強い。
代表的な米国指数S&P500は、今年4月の暴落から3ヶ月(6月末)で最高値を更新した。国内証券各社のS&P500に連動する投信も7月末に最高値を更新した。(国内の投信は円高の影響で少し高値更新が遅れた)
このまま”未来永劫成長するのか?”はさておき、上半期の検証をしてみる。4月の暴落時の行動検証だ。4月の投稿で”暴落時のすすめ”を発信したが、そのとき自身の行動について以下3点まとめてみた。
① NISAつみたて増額
② そのとき購入した銘柄とその結果
③ そのときはじめた新たな投資手法
① NISAつみたて増額
4月の関税ショックで指数が下落する中、冷静にNISA(つみたて枠)の掛金を増額した。(5万→10万/月、5月のつみたてから)
しかし、5月に入り相互関税発動を3ヶ月延長など、懐柔の方向が伝わると瞬く間に上昇に転じた。そして前述のとおり、6月末にはS&P500指数最高値のニュースが伝わる。
したがって、つみたて額も元に戻した(10万→5万/月)。
24年7月のショックも20年のコロナショックも回復が早すぎて、月々の増額はあまり意味がなかった。
② そのとき購入した銘柄とその結果
暴落時の投資手法として人気なのが、レバレッジ投資だ。株価指数の日々の値動きを2倍や3倍などに増幅した値動きに連動した運用を行う投資信託。代表的なブランドに”Direxion”ETFがあり、投信でも多数存在する。今回は買付をしたのは、
・ Tracers S&P500ゴールドプラス(02315228)
・ NASDAQ100 3倍ブル(0431720A)
・ Tracers グローバル2倍株地球コンプリート(0231121C)
・ SBI日本株4.3ブル(8931317C)
すべてブル型投信で、それぞれ10万ずつ均等配分した。
その結果が以下である。

※期間は底値と思われる4/9-高値8/1
全てのファンドがSP500と比べて大きく上昇した。6月末にすべて解約をしたが、こちらはとても良い結果だった。
ブルベアは注意しなければならない。上昇は2倍、3倍の値動きだが、下落するときも同じく2倍、3倍。しかも下落する方が幅が大きいことも覚えておく必要がある。
またブル・ベアファンドは、NISA対象除外である。

③ そのときはじめた新たな投資手法
先月の投稿で米国専用口座を開設し、新たな運用を始めたと記した。
4月中旬時点では、このあとどのような局面になるか誰にも分からなかった。そこで始めたのがこの手法だ。今回の局面でとても有効だった。その特徴は、”指数・銘柄下落しても上昇してもトータルプラス”である。
https://www.youtube.com/watch?v=w4POPfwwpNA
ウィブル証券が公開しているので、是非見てほしい。
この手法を用いた結果、3ヶ月(5-7月)で多額の現金配当を得ることができた。
この手法がいつまでも有効かは分からない。ファンドの倒産の懸念もある。したがって、必ず投資は余裕資金で行うべきだ。
まとめ
安全に運用するファンド(NISAつみたて枠から厳選) 30%
投信と個別銘柄(NISA成長投資枠を活用) 30%
お遊び(米国専用特定口座おすすめ) 30%
現金 10%
このあたりで運用するのが良いかなと思います。
今回の検証は①~③はお遊び30%の範囲で行った結果です。

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