
2025年7月
今年からはじまり、今もなお頻繁している”証券口座乗っ取り”
被害総額は6月末時点で約5700億らしい。自身の被害は発生しておらず、まあそれは良かったのだが、しかし今回の件を受けて証券各社が急いで対策をした結果、口座運用がとても不便になってしまった・・・
特にタイミング投資の意欲を削ぐことになり、良かった点もあるが、悪い点もある。
そこで今回、旧イー・トレードからずっとメイン証券としていたSBI証券での運用を停止した。以前から考えていたが、まあずっと運用している銘柄・商品もあり静観していたが、今回すべて売却し、資金を一旦戻す。ちなみにNISAは楽天証券なので、NISAはそのまま続けることとした。
・新たなメイン口座2つ
今年から口座開設した2つの証券口座と米国株式に本格的に軸足を移す。
表題の理由とは別に 米国証券をメインするには以下3つの理由がある。
① やっぱり短期も長期も成長するのは米国株!運用すべきは米国株専用の口座
② 米国個別銘柄オプションが遂に解禁の口座
③ 投資先進国米国株でしか取り扱えないすばらしいETFがある口座
今回のメインテーマ 証券口座の移動
それが”ウィブル証券”と”moomoo証券”である。
・米国株専用の口座のメリット
2024年まではこの2つの口座は米国オプションのサービスができなかったが、ウィブル証券は24年、そしてmoomoo証券は25年4月から開始した。
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取引手数料も5年前からは考えられない低価格となり、一気に米国株専用口座が魅力となってきた。今後もっと存在感が増してくると予想される。
以下、米国株取引手数料、取扱銘柄数参考値である。
ウィブル証券 約定代金の0.22% 7000以上
moomoo証券 約定代金の0.132% 7000以上
国内証券各社 約定代金の0.495% 5000前後(※)
※SBI・楽天・マネックス・松井
唯一 DMM株は手数料無料とうたうが、取扱銘柄が900なので現時点では候補にもならない。
為替手数料は各社0.25円/1ドル と並ぶ
・オプションの魅力
オプションの最大の魅力は、上昇・下落どちらでも利益を狙えることだ。
コール(買う権利)とプット(売る権利)を使い分けることで、相場の方向性に関係なく利益を狙える。そして米国オプションの魅力は流動性や扱い銘柄の多さから様々な戦略が楽しめる。まさにゲーム感覚だ。
米ドルでの取引のため、普段日本円で生活している我々は取引金額には気を付けなければならない。
先日少し調子がよく、いつの間にか5万ドル(750万)を運用していた。
したがって、取り扱うには少し勉強が必要だ。特に”売りポジション”は理論上損失が無限大となるため、銘柄選びが重要になる。
・米国ETFの魅力
ETF(Exchange Traded Fund 上場投資信託)は国内も増えてはきたが、米国が圧倒する
その数2000を超える。日本は400程度。
数が優劣を決めることにはならないが、細かいセクター別など選択肢が広がるのは魅力だ。
他の要素も日本を圧倒する。流動性、信託コスト、そして戦略的に組成されるアクティブETFの多さ がある。そしてETFとオプション戦略を組み合わせが、サボりながら安全に資産を増やしてくれる。
上記の方法はまた別の機会で投稿する予定だ。
・のっとり対策
米国専用の口座も今回のような口座乗っ取りなどにさらされないとは限らないが、対処法をしっかり守れていれば概ね安全だ。証券口座のHP、アプリから直接ログインすることを徹底し、メール等ドメインを管理し、更にメールのリンクから移動しないことだ。
・まとめ
今回の件を受けて、各社から補償内容が示された。大手証券会社は現状回復だが、SBI証券等ネット証券の補償内容は損失の半額程度とネット口座の弱みがこんなところにあったとは意外であった。被害に遭われた方はとても憤りを感じていることだろう。そして私は約十数年利用していたSBI証券とはおさらばする。


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